
グリーンフラッグ取得事例
厚木市立相川中学校
更新日:2015年06月08日
厚木市では、市の温暖化対策基本計画にエコスクールプログラムが取り入れられ、市内のいくつかの小学校でプログラムの導入が行われています。2011年から導入されたエコスクールプログラムを小学校で体験し、卒業して中学生となった卒業生たちが、自ら立ち上げたのが相川エコプロジェクト(AEP)でした。
生徒の活動は中学1年生から始まりましたが、初年度は、活動が1年生だけのものとなり、学校全体を巻き込むことが出来ませんでした。2年生になった生徒たちは、生徒会を中心としたすべての委員会で、相川・エコ・プロジェクトが取り組めるようにしていきました。たとえば、AEP活動をPRする役目は、放送・広報委員会。節電・節水に取り組むのは、生活・保健委員会。美化委員会は、ゴミの分別を担当。保健委員会は、給食の残菜を減らす活動を行いました。
担当を決めた後は、具体的にどのような活動をするかを細かく計画していきます。活動をPRする委員会では、AEP新聞を発行したり、部活動の部長会が中心となって校内をきれいにするクリーン作戦を行うなど、意欲的に活動を展開していきました。
先生から指示があって取り組むのではなく、生徒自身が気持ちを込めて取り組んだプログラムで、2年目では学校全体を巻き込むことに成功しました。
エコスクールプログラム・ステップ7の総括では、子どもたちが以下のような誓いの言葉を述べ、次年度への取り組みにも意欲を示しました。「何事もにも継続する心を持ち続け、AEP活動を相川中の伝統にしよう。」