
グリーンフラッグ取得事例
湘南学園小学校
更新日:2015年06月08日
2013年3月。小学校ホールに集まった全学生徒を前に緑色のフラッグがはためき、子供たちは歓声をあげました。環境学習プログラム「エコスクール」への取り組みの成果が認められ「グリーンフラッグ」が授与されたのです。
湘南学園小学校では国内でエコスクールプログラムが開始した2009年より有志の子どもたちによって「エコスクール委員会」がスタート。子どもたちは、自主的にテーマを決め、6年生がリーダーシップをとって、ペットボトルキャップの収集やグリーンカーテンに取り組みました。初年度は惜しくもフラッグ取得はできず、フラッグまでもう一息!という「グリーンスプラウト」を受賞しました。次年度のエコスクール委員会では、学校のビオトープである「学びの森」をテーマとして、藤沢メダカが棲める環境づくりのため、活動を開始しました。そして、鳥やトカゲが棲みやすい環境づくりのための巣箱作りに石積み作り。ミニ蓮池の水質の調査や校内にある樹木に樹木プレートを貼るなど、地域の人々も巻き込みながら活動を進めた結果、フラッグの授与につながりました。
そして、2012年度のフラッグ授与から2年。2015年3月、再び、グリーンフラッグ審査が行われ、先輩から後輩へとグリーンフラッグの旗は引き継がれることになりました。2014年度の取り組みでは、2年前に作ったビオトープの手入れを全校で取り組み、生き物の棲みやすい環境を考え、工夫しました。また、学校全体の節水・節電をエコスクール委員会が中心になって取り組みました。