こちらのページでは日本国内で活動中のエコスクールの紹介を行っていく予定です。現在は準備中ですので、環境先進国デンマークのホーベレウ小学校の事例を参考に「7つのステップ」の具体的な取り組みを紹介します。
生徒2名のうち、1名は生徒会から、もう1名は特別に任命されました。 そのほか、教師が1名、保護者が2名、校長と学校のスタッフの計7名でエコスクール委員会を立ち上げました。
学校とその周辺を歩き回り、 ● 緑が少ない ● 自然を学べる環境が整っていない ● ゴミが散らかっている などいくつかの課題を発見しました。
子どもたちや教師、保護者がアイディアや意見を出し合い、次のような計画を立てました。 ● 自然の遊歩道を作る ● ビオトープを作る(植物や動物のための空間) ● 庭園と温室を作る ● 木を植える ● 定期的に学校の周辺を掃除する
庭園と温室の完成後、さらに活動を展開しようと考え、自分たちで堆肥を作ることを決めました。 また、屋根から集めた雨水を利用するアイディアも生まれました。
一年後には野菜を収穫して、保護者200名も参加する盛大なパーティを開催し、その際、各教室に「環境にやさしい栽培法」を展示しました。
エコスクールの活動と、生物・地理・算数・家庭科などの教育課程を結びつけた「エコ・カリキュラム」を作りました。 特に生物の授業では自分たちで作ったビオトープに育つ植物と、そこに生息する昆虫や鳥を観察することで、自然のプロセスや生き物の生活環境を学ぶことができました。
廃線になった線路の一部を農家から譲ってもらい、40年分のゴミを掃除して、「自然遊歩道」に。また、学校の考えに共感した地域で環境活動に取り組む人々が温室作りを手伝ってくれました。 これらの活動が地元メディアに取り上げられ、費用の一部が特別助成金から補われることになりました。
子ども達はこれからも環境活動を続けるために、次のようなスローガンを掲げました。 「子どもたち全員で鉄道のゴミを清掃します!」 「年1度の“ゴミ収集日”にはみんなで学校周辺のゴミを掃除します!」 「緑をふやします!」 「毎年野菜を作り、9月に収穫祭でお祝いします!」